東京都立川市や隣接する国分寺市などで、路上に設置された計79枚のカーブミラーが相次いで割られていたことが2日、各市への取材で分かった。
警視庁は同一犯の可能性があるとみて、器物損壊の疑いで捜査している。

 各市によると、2月以降、立川市で42枚、国分寺市で18枚、武蔵村山市で19枚のミラーが割られているのが見つかった。

 ミラーは高さ約3メートルで、中心部がへこみ、クモの巣状にひびが入っている状態で破損しているものが多い。警視庁は何らかの工具や石を使ったとみている
。各市は目撃情報の提供を呼び掛ける看板を設置するなどしている。

 ミラーを取り換えるのに1枚当たり約5万円の費用がかかるという。ミラーが破損すれば事故につながりかねず、
立川市道路課は「いたずらでは済まないことを分かってほしい」としている。

http://www.sankei.com/affairs/news/170502/afr1705020020-n1.html