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前田基行2017年6月6日20時35分

 海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)は6日、隊員2人を免職、1人を停職18日とする同日付の懲戒処分を発表した。

 発表によると、免職となった横須賀基地業務隊の男性海士長(20)は31日間、誘導武器教育訓練隊の40代の男性2等海曹は25日間、それぞれ無断欠勤した。海士長は「今の仕事から抜け出したかった」、2等海曹は「業務量が多すぎ、現実逃避したかった」と話しているという。

 停職となった同総監部所属の20代の男性海士は一昨年9月、同僚隊員に飲みかけのお湯をかけて約2週間のやけどを負わせ、昨年5月にも先輩隊員を殴る蹴るなどして4日間のけがを負わせた。いずれも基地内という。一昨年の件は「勤務態度が悪く腹が立った」、昨年の件は「からかわれたので腹が立った」と説明したという。(前田基行)