ホンダは、中国の電子商取引最大手アリババ集団と、常にインターネットに接続する「コネクティッドカー(つながる車)」を共同開発する。

 車載端末に電子決済の機能を搭載し、車内で買い物などができる車の開発を目指す。

 アリババグループは、スマートフォンを使って支払いを済ませるサービス「アリペイ」を提供しており、中国で幅広く利用されている。ホンダはこうしたアリババのノウハウを生かして、つながる車の開発を加速させたい考えだ。アリババも、自動車大手と組むことによって決済サービスの利用拡大が見込める。

 車載端末を操作するだけで買い物ができるほか、駐車場やガソリンスタンドの支払いも可能になることを想定している。

 つながる車を巡っては、ネットを通じて道路の混雑状況を把握したり、近くのレストランを予約したりする機能なども期待されている。

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2018年01月04日 07時43分
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