企業が初任給を引き上げる傾向にあることが日本経済新聞社の調査で分かった。売り手市場が過熱する中、ソニーが年収で約5%の賃上げをするなど大手は待遇改善に乗り出している。内需企業や中堅はそのあおりで人材を確保しづらくなる悪循環に危機感を強めている。若手に手厚く報い、魅力を高めようとする企業が増えており、初任給を底上げしている。

 日経が今月21日にまとめた19年春の採用計画調査(1次集計)で18年度の…

2018/3/31 0:43
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28840460R30C18A3EA1000/