12月12日 19時23分

太平洋に面したおいらせ町の小学校で、冬の味覚・ホッキ貝についての特別授業が開かれ、子どもたちがさばき方などを学びました。

特別授業は、おいらせ町などの太平洋沿岸で今月、漁が解禁となったホッキ貝のことを知ってもらおうと町などが開いていて、12日は、地元の百石小学校の4年生46人が参加しました。

子どもたちはまず県の職員から、海の底に埋まっているホッキ貝を取る方法や、県や漁協が資源保護に力を入れていることについて説明を受けました。

続いて、ホッキ貝のさばき方を教わりました。

子どもたちは、ヘラを差し込む場所や、貝の内臓や砂の取り除き方など、おいしく食べるための方法を実践していました。

最後に、あらかじめゆでられていたホッキ貝を試食し、地元を代表する味を楽しんでいました。

4年生の男の子は「さばくのは最初は難しかったけど、コツをつかむとうまくいきました。こりこりしていてとてもおいしいです」と話していました。

また、女の子は「お母さんがホッキ貝が好きなので、きょう学んだことを家で試して、食べてもらいたいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20181212/6080003311.html