オウム後継の分派「ひかりの輪」逆転敗訴 観察処分更新は適法 東京高裁
2/28(木) 14:19配信

オウム真理教の後継団体主流派から分派した「ひかりの輪」が、
団体規制法に基づく観察処分の更新決定を不服として、
国に決定の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。
後藤博裁判長は、決定を違法とした1審・東京地裁判決を取り消し、適法と判断した。

国(公安審査委員会)は2000年、分裂前の教団に対する観察処分を決定。
ひかりの輪が、主流派の「アレフ」から分派した07年以降も、
両者を同一団体として3年ごとに処分を更新してきた。

ひかりの輪は、15年の更新決定を不服として初めて提訴。
17年の1審判決は、ひかりの輪について「(オウム真理教教祖の)松本智津夫元死刑囚への帰依を否定しており、
アレフと同一の団体と認められない」などとし、更新決定を違法と判断した。【服部陽】

2/28(木) 14:19配信 毎日新聞
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