【ブリュッセル時事】オランダのアムステルダム市は3日までに、2030年からガソリン車やディーゼル車の市内走行を全面禁止する計画を公表した。走行を認められるのは有害な排ガスや二酸化炭素(CO2)を出さない電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)だけとなる。

 達成すれば大気汚染の抑制につながり、「市民の寿命が3カ月以上長くなる」と主張している。地球温暖化対策としての効果も期待している。欧州各国でガソリン車やディーゼル車の乗り入れ制限や販売禁止を目指す動きが一段と広がってきた。意見公募などの手続きを経て来年からの段階的実施を目指す。

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