春の褒章 県内から9人と1団体

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190520/5090006530.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

長年にわたってその道一筋に打ち込んできた人や、ボランティア活動で功績のあった人などに贈られる
「春の褒章」が発表され、沖縄県内では9人と1つの団体が受章することになりました。

このうち、ボランティア活動で功績のあった人や団体に贈られる「緑綬褒章」を受章するのは、
環境美化奉仕団体の宜野湾はごろも海洋少年団です。

長年にわたってその道一筋に打ち込んできた人に贈られる「黄綬褒章」を受章するのは
司法書士で宜野湾市の崎間敏さん(67)
郵便集配受託者で国頭村の知花カズ子さん(64)
設計会社の代表取締役で那覇市の野原勉さん(65)
航空機の整備業を行う八重瀬町の馬上博志さん(62)
郵便集配受託者で伊平屋村の宮城由美子さん(60)
セメント会社の常務取締役で名護市の安富辰也さん(63)の6人です。

公共の仕事で社会に貢献した人に贈られる「藍綬褒章」を受章するのは、保護司で宮古島市の川満克佳さん(76)
元労働力調査員でうるま市の久場和枝さん(71)
元小売物価統計調査員で那覇市の呉屋芳子さん(73)の3人です。

このうち、藍綬褒章を受章する宮古島市の川満克佳さん(76)は、平成10年から
20年あまりにわたって保護司の活動を続けています。
川満さんは
「犯罪を犯した子どもたちを更正させるため、周囲に気づかれないよう、本人と公共施設で待ち合わせたり
運動会の会場へ行ったりして話すこともありましたし、親御さんとは畑へ行って話し合ったこともありました。
同じ子どもが再び犯罪に手を染め2回も3回も私のもとに来た時には、
自分の接し方がまずかったのかなと悩むこともありました」と、これまでを振り返りました。
その上で川満さんは
「これからも現場で勉強を続け地域の人たちと協力しながら、子どもたちに
絶対に犯罪を犯させないように力を尽くしていきたい」と話していました。

05/20 06:15