https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190815/k10012036191000.html

米東部でまた銃撃事件 警察官6人けが 容疑者が立てこもり
2019年8月15日 12時10分銃乱射

アメリカ東部ペンシルベニア州の住宅街で、14日午後、複数の何者かが建物に立てこもって銃を発砲し、これまでに警察官6人がけがをしました。現場では、容疑者の1人が立てこもりを続けており、警察が説得にあたるなど、緊迫した状況が続いています。

アメリカ東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの住宅街で、14日午後4時半ごろ、日本時間のけさ早く、複数の何者かが建物に立てこもったうえ銃を発砲して、これまでに警察官6人がけがをして、病院で手当てを受けています。命に別状はないということです。

警察によりますと、これまでに容疑者1人を拘束したものの、別の男が建物に立てこもって発砲を続けており、警察が、建物から出てくるよう説得にあたるなど、現場は緊迫した状況が続いています。

事件の背景などはわかっていませんが、アメリカのメディアは、麻薬事件の通報を受けて、警察が現場に駆けつけたと伝えています。

現場は、フィラデルフィア市内の北西部にある住宅街で、警察が現場一帯を封鎖しています。

アメリカでは、今月に入って乱射事件が続いており、南部テキサス州の大型小売店で22人が死亡したのに続き、中西部オハイオ州の飲食店でも9人が死亡しており、銃規制の問題が来年の大統領選挙に向けて重要な争点となっています。

https://www3r.nhk.or.jp/news/r/html/20190815/K10012036191_1908151159_1908151210_01_02.jpg