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九州新幹線長崎ルートの暫定開業に向けて工事が進む嬉野温泉駅(仮称)=嬉野市嬉野町

九州新幹線長崎ルート未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)のフル規格整備を求める関係者が18日、国土交通省とJR九州の担当者を招き、佐賀市で意見交換会を開く。整備新幹線与党プロジェクトチームメンバーの今村雅弘衆院議員(比例九州・鹿島市)が主催する。

 事務局を務める県フル規格促進議員の会(会長・平原嘉徳佐賀市議)によると、国交省幹線鉄道課の足立基成課長とJR九州新幹線計画部の牛島康博部長が現状や経緯を説明する。与党が「フル規格が適当」との方針をまとめた経緯や、フル規格で整備した場合の在来線の考え方などを説明する予定で、参加者からの質問も受け付ける。

 自民系の国会議員、県議や市町議員、経済界、市町首長ら約120人の参加を見込んでいる。平原氏は「新幹線への関心が県民の間でも高まってきた。将来の佐賀県を考えた時にどうすべきか、意識を共有する機会にしたい」としている。

 意見交換会は午前10時から佐賀市大和町のウェルネス大和で開く。会場の都合で、出席には事前の連絡が必要。

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