6/10(水) 10:08配信

 中四国などで米軍機飛行時の騒音や安全面での懸念が出ているとして、防衛省が広島県に観測カメラを設置し、米軍機の低空飛行の実態調査を始めたことが明らかになった。日米は住宅地以外などで地上から150メートル以上の高度を保つ合意をしており、カメラで実際の飛行状況を把握できる。

 中四国では米軍機とみられる飛行機の低空飛行がたびたび目撃される。政府関係者によると、防衛省が米軍側に対応を求めても、「高度を守っている」との回答だけで改善されない状況が続いているという。

 このため、防衛省は以前からの騒音測定器に加え、昨年8月には広島県北広島町内の山頂付近に航空機観測カメラ1機も設置した。低空飛行の目撃が多い方向に向けられるが、これまでに低空飛行は確認できていない。

ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/83d08ac2916fb13ae6f21f81ec4b1b6ae53cf55d (毎日)