(台北中央社)中央感染症指揮センターは26日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した北部・桃園市内の病院に関連し、計3262人を隔離対象にしたと発表した。対象者はさらに増加する見通しだとしている。

この病院関連ではこれまでに医療従事者や元入院患者、その家族など計15人の感染が確認されている。このうち2人は感染源が特定できていない。感染拡大を食い止めるため、指揮センターは24日、隔離対象の範囲を退院患者や付添人などにまで広げた。

台湾では26日、輸入症例が1人確認された。メキシコから帰国した40代の台湾人男性。男性は現地の病院で陽性と判明し、台湾での治療のためチャーター機で帰国した。台湾内の感染者は計890人になった。

(張茗喧、余暁涵/編集:名切千絵)

中央社フォーカス台湾 2021/01/26 16:33
https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202101260006.aspx

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中央感染症指揮センターの陳時中指揮官=同センターのユーチューブチャンネルから