https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/202102/0014059277.shtml

新型コロナウイルスの猛威が続く中、兵庫県警姫路署の玄関前で来庁者を出迎える
「しゃちほこ」2体のオブジェが、特大マスクの“着用”を始めた。
顔部分をすっぽりと覆われた姿はインパクト十分で、啓発効果も高そうだ。

考案したのは同署警務課の山本理沙巡査長(33)。署を訪れた人が車にマスクを置き忘れ、
慌てて取りに戻る姿を受付で見掛けることも多く、「しゃちほこを見て着用を思い出してほしい」
と制作を決めた。

裁縫が得意という山本巡査長が、署で余っていた布を使って計4枚を作った。
サイズは縦30センチ、横60センチ。目にした通行人らから早速「しゃちほこもマスクしてるわ」
との声が上がっており、山本巡査長は「感染予防はもちろん、ユーモラスなマスク姿で少しでも
明るい気持ちになってもらえたら」と期待している。


マスクを着けたしゃちほこと、考案した山本理沙巡査長。週に1、2回は交換している=姫路署
https://i.kobe-np.co.jp/news/himeji/202102/img/b_14059278.jpg