陸上自衛隊「山岳レンジャー」目指す訓練 始まる 松本

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210830/1010019674.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

陸上自衛隊で唯一の、山岳地帯での戦闘や救助任務に特化した
「山岳レンジャー」を目指す訓練が、松本駐屯地で始まりました。

松本駐屯地の第13普通科連隊には、任務を山岳地帯での戦闘や救助に特化した、陸上自衛隊で唯一の
「山岳レンジャー」が70人ほどいて、平成26年の御嶽山の噴火などの際に出動しています。
連隊は、レンジャーを選抜するための訓練を年に1度行っていて、
30日開かれた訓練の開始式には29人の隊員が参加しました。

式では、第13普通科連隊の鏡森直樹連隊長が「厳しく過酷な訓練を行う。負けるな、助け合え」
と激励し、隊員たちには、山岳地帯で使うロープやヘルメットなどが支給されました。

「山岳レンジャー」になるには、強じんな体力を身につけ、食糧をほとんど持たずに
山で何日も過ごすなど過酷な訓練を受ける必要があります。

訓練に参加した矢島一輝3等陸曹は「覚悟のうえで訓練に参加したが不安もある。
どんな困難にも立ち向かえるレンジャーになりたい」と話していました。

訓練は、30日からおよそ2か月間の日程で行われます。

08/30 15:34