作家の三島由紀夫(1925〜70年)が陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に乱入し、割腹自殺する8か月前の1970年3月、師と仰いだ川端康成(1899〜1972年)宛てに送った書簡が見つかった。「決起」に向けた計画を立て始めていたとされる時期で、専門家は「書簡からは、三島が当時の政治的状況に失望し、自身の最期を具体的に考え始める転機となった時期であることがわかる」と話す。

 書簡は全集にも収録されておらず、川端没後50年に向け、資料を整理中に発見された。便箋2枚で、自ら主宰する軍隊的集団「楯の会」の会員らを率いて3月1日から1か月弱、体験入隊していた静岡県御殿場市の自衛隊の施設から出されていた。

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https://www.yomiuri.co.jp/culture/20220402-OYT1T50260/
2022年4月3日 5時00分