今回2023年1月24日から、鹿児島では最強寒波で警報級の大雪が予想されています。
そこで引き合いにだされるのが、2016年1月の大雪です。

記録的な大雪や冷え込みなどで様々な影響をもたらした2016年1月の寒波を振り返ります。

2016年1月23日の夜から降り続いた雪。積雪は伊佐市大口で27センチ、霧島市溝辺で15センチ、鹿児島市で14センチを観測。
鹿児島市での積雪は5年ぶりとなりました。

強い寒波は奄美地方にも流れ込み奄美大島の湯湾岳でも雪が降りました。奄美市では1901年2月以来実に115年ぶりとなる雪の観測でした。

2016年1月の大雪では、降り始めから2日目の24日には商業施設は軒並み閉店。バスや市電も運行を見合わせました。

一夜明けたあとも影響は残り、市民生活を直撃。
鹿児島市の紫原から中郡に下りる陸橋では、雪が積もって路面も凍結し、坂道で立ち往生する車が見られました。

鹿屋市など各地で車がスリップしたり立ち往生したりしました。
車のスリップ事故や、すべって転ぶなどし県内では50人以上が重軽傷を負いました。

2016年1月の大雪では、朝はバスや電車が運行を見合わせ、職場や学校に歩いて向かう姿がみられました。

通勤通学の時間帯は、鹿児島中央駅前ではタクシーを待つ人の長い列ができました。
学校の休校も相次ぎ、鹿児島県内の公立小中学校258校が臨時休校しました。

水道管の破裂などで、鹿児島市、霧島市、姶良市、伊佐市、垂水市など一時、1万8000世帯あまりが断水し、
すべてが解消したのは31日で、一週間近く断水したところもありました。

一方、事前のまとめ買いや道路事情の悪化などでコンニビエンスストアでは品薄となり、商品棚はがら空きのコーナーとなる店舗もありました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/288982?display=1#:~:text=%E5%AF%92%E6%B3%A2

2016年1月の大雪ではコンビニで品薄のところも
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