http://jp.mobile.reuters.com/article/technologyNews/idJPKBN17K042

[サンフランシスコ 17日 ロイター] - 米フェイスブックは17日、暴力的な動画など人を不快にさせる素材の扱いを見直し、利用者からの通報を容易にするとともに、同社による検証をより短時間に行えるようにした。16日発生した殺害事件の動画が同社のメディア上で2時間以上も閲覧可能になっていた問題を受けた措置。

同社のグローバル・オペレーションとメディア・パートナーシップ担当副社長、ジャスティン・オソフスキー氏は「コミュニティーの安全を脅かす重大な問題に関する通報を優先させ、検証をより高速化する」との方針を示した。

問題となった事件はオハイオ州クリーブランドで発生したもの。警察などによると容疑者は、高齢の男性を銃撃している動画を自らがフェイスブックに投稿し「生中継」していた。警察は容疑者の行方を追っている。

2017年 4月 18日 4:03 PM JST