スコーク77とは、飛行機の最高度のSOS、国際救難信号。通常の飛行では、管制官がレーダー上で飛行機を識別するために、飛行機ごとに4桁の数字が与えられる。飛行機はレーダーに対し、その数字を発信し返す。
しかし、いったんスコーク77にすると、管制塔のレーダー上では数字が消えて緊急事態を示すemgと便名が表示され、
自衛隊などの軍のレーダーには「7700」と映るようになる。スコーク77を発した機体は最優先扱いになり、同じ空域から他の飛行機は追い出されることもあるし、無線も最優先で、ときには専用の周波数が与えられる。
スコーク77が発せられると、民間はもちろん、自衛隊も米軍も、可能な限りの援護体制をとる。
 それほど重大な意味を持つ「スコーク77」は、そう簡単に発信できるのもではない。
これが今回発信されたとなると機体に損傷などの重大な事故が起きたのかもしれない