9/19(火) 13:07配信
時事通信

 【バンコク時事】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャが大量に隣国バングラデシュに脱出している問題で、アウン・サン・スー・チー国家顧問は19日、テレビを通じて国民向けに演説し、国連の調査を受け入れる用意があることを示唆した。

 ロヒンギャ迫害に対する国際的な批判が高まる中、状況の改善を目指している姿勢を強調した。

 西部ラカイン州で8月25日、ロヒンギャの武装集団が警察施設などを次々と襲撃したのをきっかけに、治安部隊が掃討作戦を展開した後、スー・チー氏の演説は初めて。

 戦闘開始後は、巻き込まれるのを恐れるロヒンギャがバングラデシュに向かい、3週間で推定40万人以上が国境を越えた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170919-00000046-jij-asia