兵庫県は20日、2017年度に懲戒処分を受けた職員は15人(15件)だったと発表した。財務省事務次官のセクハラ疑惑が大きな問題となる中、部下の女性に「キスしていい?」などと迫ったセクハラ行為による懲戒処分も含まれていた。

 処分の内訳は、停職4人▽減給10人▽戒告1人。最も重い免職はなかった。県は「公務員としての自覚を促し、綱紀粛正を図っていく」としている。

 農政環境部班長級の男性職員=当時(53)=が部下の女性職員に好意を抱き、路上でキスを迫り、減給3カ月(10分の1)の処分を受けたほか、盗撮や痴漢などの不祥事も目立った。


神戸新聞NEXT 2018/4/20 16:19
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201804/0011182065.shtml