【研究】東南アジアの「海の遊牧民」、驚異の潜水能力は脾臓が大きくなるよう「進化」で獲得
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◆漂海民バジャウ、驚異の潜水能力を「進化」で獲得
〜東南アジアの「海の遊牧民」、脾臓が大きくなるようDNA変異か〜
息を止めて顔を水に浸すと、体は自動的に潜水反応を起こす。
心拍数が低下し、血管は収縮し、脾臓(ひぞう)も収縮して、酸素が少ない環境でエネルギーを節約できるようにする。
ほとんどの人は、水中で息を止めていられるのは長くて2、3分ほどだろう。
しかし、バジャウ族の人々は素潜りでどんどん潜ってゆき、水深60メートルのところに10分以上もとどまることができる。
彼らは、フィリピン、マレーシア、インドネシアの周辺海域で、素潜りで魚を獲ったり、手仕事の材料にする天然資源を採集したりして暮らす漂海民族だ。
このほど学術誌『セル』に発表された論文で、バジャウ族の人々には脾臓が大きくなるDNA変異があり、遺伝的に水中での活動に適した体になっていることが初めて確認された。
■脾臓が1.5倍の大きさに
人体には多くの器官が備わっているが、脾臓はあまり目立たない存在だ。
実際、人は脾臓がなくても生きられる。
しかし、脾臓は免疫系をサポートし、赤血球のリサイクルにも一役買っている。
これまでの研究から、ほとんどの時間を水中で過ごす海生哺乳類のアザラシは、脾臓がかなり大きいことがわかっている。
論文著者であるデンマーク、コペンハーゲン大学地理遺伝学センターのメリッサ・イラード氏は、潜水を得意とする人々にも同様の特徴が見られるかどうか調べたいと考えた。
タイに旅行した際、彼女は漂海民族の話を聞き、その伝説的な潜水能力に興味を持った。
「まずはインドネシアのバジャウ族の人々に会いに行きました。
いきなり検査機器を持って乗り込み、自分の用事が済んだらすぐに帰るようなことはしたくなかったからです。
2回目の訪問で、ポータブル超音波画像診断装置と唾液採集キットを持って行きました。
そこで数軒の家を回り、脾臓の画像を撮影させてもらいました」とイラード氏は言う。
「たいてい見物人がいました。私が彼らの存在を知っていたことに驚いていました」
イラード氏は、バジャウ族と遺伝的に近いサルアン族の人々からもデータを収集した。
コペンハーゲンに戻ってから両者のサンプルを比較してみると、バジャウ族の人々の脾臓の大きさの中央値が、サルアン族の人々より50%も大きいことがわかった。
「バジャウ族の人々の体に遺伝子レベルで何かが起きているなら、脾臓の大きさが変化しているはずです。実際、大きな変化を確認できました」
また、バジャウ族では、甲状腺ホルモンの制御にかかわるPDE10Aという遺伝子について特定のバリアント(多様体)が多く見られたが、サルアン族ではそのような傾向が見られないことも明らかになった。
マウスでは、このホルモンは脾臓の大きさと関連づけられており、このホルモンの量が少なくなるように操作したマウスは脾臓が小さくなることがわかっている。
バジャウ族の人々は、この海域で1000年以上暮らしてきた。
そうした長い歳月の間の自然選択の結果、遺伝的に有利な特徴を備えるようになったのだろうとイラード氏は推測している。
米デューク大学医学部のリチャード・ムーン氏は、脾臓の大きさがバジャウ族の人々がすぐれた潜水能力をもつ理由の一つになっているのは確かだが、ほかの器官の適応も寄与しているかもしれないと指摘する。
「脾臓はある程度収縮することができますが、甲状腺と脾臓との直接的な関係は知られていません。ただ、その可能性はあると思います」
■写真
マレーシア、マンタブアン島のサンゴ礁で魚や貝を獲るバジャウ族の青年ディド
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/042200173/ph_thumb.jpg?__scale=w:500,h:370&_sh=06c08c0bc0
マレーシア、ボヘイデュラン島沖でタコを捕まえたバジャウ族の漁師タルムピット。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/042200173/02.jpg?__scale=w:400,h:531&_sh=0cb0a307f0
ナショナルジオグラフィック日本版サイト 2018.04.23
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/042200173/
※続きます 水泳選手は水掻きある人いるからな
適応の範囲なんじゃないか? 順当に考えると、当然肺活量が増大して、肺がでかくなるよね?
それに圧迫される形でその下に位置する肝臓や脾臓は小さくなるのが普通。 >>89
オリンピック水泳選手で普通の人より水掻きっぽくなっているよ、鈴木大地選手とか ただ、海で生活してれば、長時間深く潜れる人のが生存には有利だから、そういう人が増えるんじゃない? ハイパーベンチレーション(過呼吸寸前まで深呼吸の繰り返し)をやると驚くほど長く息を止めていられる >>87
乙武は現代社会の人物として非常に優秀じゃないか
乙武ほど稼いで知名度も高い人間がどれほどいる? >>96
>>99
それは適応したんじゃなく
生まれつきそういう形質を持った人が
水泳選手に向いてたってだけ 適応して進化したというが
最初からその民族に備わってる機能ってことはないのか >>106
何が言いたいのかな。
意味不明な罵倒ってのは最低の行為だよ。 >>1
じつは逆
パジャウ族以外の人類が退化しただけ いやだから脾臓が大きいと潜水にどう有利に働くんだよ 進化じゃなく性淘汰だろ
>>48
日本人は上意下達と空気を読む力に特化してる
爆弾持って敵に突っ込んでこいと上に言われて素直に従うのは日本人だけ
一部の狂信的な信者を除いてはだけど >>48
のりなどの消化能力
カフェイン耐性
味覚がトップクラス >>111
ウィキによると、血液をたくさん溜め込めるということらしい。脾臓がでかい人は血液の総量が多いっていうこと。
つまり酸素をたくさん溜め込めると。 >>116
中距離のレースとか有利そうだな
テニスのラリーを続けたり
遺伝子操作する人が現れそうな気がする >>103
体内のCO2センサーが麻痺してるだけだから失神して死ぬけどね >>1
水深60メートルのところに10分以上もとどまることができる。
10分以上?潜る時間と浮上する時間入れたら15分くらい息止められるって事?
ちょっと信じなれない ロシアのシンクロの選手は過酷な練習で脾臓から酸素補給できるまでに進化してるらしいな。 奴隷ゲームから抜けるには
進化して人を超えるしかあるまい >>48
奴隷性能
歯向かっても弱く、そもそも歯向かえないほど精神が弱い
ひたすら真面目に仕事というものを宗教化して盲目に従うなどなど 奴隷としてはとても優れているし
むしろ奴隷として最適化していくように進化すらしているだろう >>116
なるほど!明快な説明ありがとう。
本来、この記事書いた奴が記載しておくべき事項だよなあ…。 奴隷として使い物にならないほど頭は弱くないしかといって業界リーダーになれるほどの独創性や立ち回りは持ち合わせていない
女性は従順でセックス大好きな上貞操観念も弱い見た目はそこそこ綺麗で性奴隷向き
ほぼ完璧な性能だろう 馬鹿にしている訳ではないぞ
事実だからな
実際そのように仕向けられているしその目標に向かって全力で適応していっているのだから ガラパゴスで、陸イグアナが、海イグアナに進化したのと同じだな。
そういや、イルカ・クジラの仲間も、犬みたいな哺乳類から進化したんだよな。 先程俺が奴隷として使い物にならないほど頭は弱くないと発言したがそれを聞いてどう思った?
嬉しいと思っただろう
それが奴隷として生まれてきた証だよ 脾臓はなくても生きていける臓器だ
これは人類がかつては脾臓の力を必要とする生活を送っていたからではないのか?
つまり我々は人魚の子孫なのである
バジャウ族の脾臓が進化したのではなく、バジャウ族は脾臓が退化しなかったのである
我々のように つーか、春日の脾臓調べてみては?
きっと通常よりでかいで。 野蛮人は進化しちゃって人間じゃなくなってるよ・・・・・ >>39
俺も5分くらいはよく平気で潜ってたけど動き回るとすぐ苦しくなる。この人達も待ち型の漁なんじゃ無い? >>132
チンポは第二の脾臓とも言われてるからな。
俺が言ってるだけなんだが。 まあおまえらは子供を作らない方がいい、これだけは言える だって口ばかりで何もできないんだもん ゴルゴも10分ぐらい潜ってたな…
ドイツから運河を通ってフランスに依頼を遂行しに行く話。ゴルゴを追うスイス警察の老刑事が出てきた。
題名が思い出せない… ニライカナイφ ★ New! 2018/04/24(火) 02:30:00.49 ID:CAP_USER9
◆漂海民バジャウ、驚異の潜水能力を「進化」で獲得
〜東南アジアの「海の遊牧民」、脾臓が大きくなるようDNA変異か〜
息を止めて顔を シンクロのロシアのトレーニング方が
まず死にそうになるまで水にほりこんで、脾臓を大きくするんじゃなかったっけ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています