長野県軽井沢町で2016年1月に大学生ら15人が死亡し、26人が重軽傷を負ったスキーバス転落事故で、犠牲者の遺族らが21日、バス運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)と同社の高橋美作社長らに損害賠償を求める訴訟を長野地裁に起こした。

原告は、遺族でつくる「1.15サクラソウの会」の代表で、次男の寛さん=当時(19)=を亡くした大阪府吹田市の田原義則さん(53)らを中心に参加した。

事故による学生らの逸失利益や、家族を失った遺族としての精神的苦痛などに対する慰謝料を求める。

ほかに提訴した相手は同社の当時の運行管理者、死亡した運転手の相続人。

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