【モスクワ共同】ロシア連邦保安局(FSB)は28日、ロシアが2014年から実効支配するウクライナ南部クリミア半島とウクライナ本土を隔てる長さ約60キロの「国境」のフェンスの建設が完了したと発表した。タス通信などが報じた。

 これに対しウクライナ政府は「ウクライナにとっては何の意味もないものだ」と強調し、一方的にロシアが引いた「国境」に反発している。

 フェンスにはセンサーやビデオ監視システムも配備。FSBは設置理由について「ウクライナからの情報機関などの『侵入』防止のためだ」と主張している。

2018年12月28日 22時3分
共同通信
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