川崎市議会キャラ 「およよん」頑張るよん 「およよでは情けないので」
毎日新聞 2019年2月10日 11時32分(最終更新 2月10日 11時32分)
https://mainichi.jp/articles/20190210/k00/00m/010/027000c

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川崎市議会のキャラクターになった「およよん」=市議会局提供

 川崎市議会が議会の広報キャラクターとして、「およよん」を採用した。広報誌やポスターなどに利用し、親しみやすさをアピールする。

 川崎の「カワ」と掛け、最近人気のカワウソをモデルとしている。サッカーJ1・川崎フロンターレのチームカラーの水色を基調に、スカーフは市の「グランドデザイン」に使われる赤、緑、青の3色。愛称のおよよんは、川崎の市外局番「044」にちなんで付けた。

 松原成文議長が昨年、全国の議長会などで和服を着たり、市のキャラクターを使ったりして、さりげなく自分の自治体をPRする議長がいることを知って市議会でも独自のキャラクターを作ろうと思ったという。

 市立川崎総合科学高校のデザイン科の生徒を対象にアイデアを募集し、数十点の応募の中から正副議長でデザインを選んだ。1年生の男子生徒のデザインで、議会を訪れた高校生に見せたところ、評判は上々だった。

 松原議長は「『およよ』では情けないので『およよん』にした。市民一人一人に可愛がってほしいし、同じように議会もしっかり見守っていただき、可愛がってもらえたらありがたい」と話した。【市村一夫】