注目したのは一郎のフォロワーの中に含まれていた日本のアカウント。日本語の含まれる投稿があるアカウントが、およそ150あった。

所在地や住んでいると思われる場所、連絡先を割り出せたものが約100あり、そのうち50ほどと電話で連絡。一郎をなぜフォローしたのかを聞いた。

すべてが「フォローした覚えはない」と答えた。意図していないフォローばかりだった。

神奈川県内の高齢者施設は「アカウントは以前、テスト的に作ってみただけの、もうすでに誰も管理していないアカウントでした」と答えた。
また都内の洋菓子店の男性店主は、理由はわからないがなぜかフォローが増え続けていると話した。

また沖縄料理店のアカウントに書かれていた店を訪ねるとすでに閉店していた。

状況はどこも似たりよったりで、パターンは2つに分けられた。
▼1つはいまも使用中の「生きている」アカウントが、あるときを境にアカウントの持ち主の意思に反して勝手にフォローを増やしているケース。
▼もう1つは、すでに使われなくなったアカウントが、何者かに操られ、多くのアカウントをフォローし始めているケース。
どちらにしても、薄気味気悪い現象が起きていた。




「このソフトは、あなたのアカウントを使って、ほかの人のアカウントをフォローすることがあります」

以下、ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190522/k10011925201000.html