クリスマスソングの定番「きよしこの夜」の日本語版の歌詞が変わるかもしれない。聖歌や賛美歌の歌詞の内容を、より分かりやすくする見直し作業が日本で始まっているからだ。11月に訪日したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が進める改革も、そんな動きを後押ししている。

 「きよしこの夜」は、キリスト教の宗派によって、同じ曲に違う歌詞がついている。最も知られている「きよしこの夜 星は光り」の歌詞は、プロテスタントの賛美歌として歌い継がれてきた。一方、カトリックの聖歌では同じ曲を「しずけき真夜中 貧しうまや」という別の歌詞で歌う。

 原曲は、19世紀前半にオーストリアのカトリックの神父が作詞したもので、日本では明治時代にキリスト教の宣教が認められるようになって広まった。

 日本のカトリック中央協議会の宮越俊光さん(58)によると、この「しずけき」のほか、「あめには栄え」「まきびと羊を」など、「クリスマスによく歌われるカトリックの聖歌の中には、プロテスタントの賛美歌集から借りてきたものが多くある」という。

 ただ、宗派が違えば歌詞が異なる。

 ミサで歌われるこれらの歌に新しい歌詞をつけ、各教派の間で共有できないか。日本のキリスト教関係者の間では近年、そんな議論が起きるようになった。現代の日本語では意味が伝わらないところがあるため、新たな歌詞でより内容をわかりやすくしようという狙いもある。

 そんな試みのもと、プロテスタ…

2019年12月23日19時00分  朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASMDN7QGFMDNUHBI04S.html

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2019/12/23(月) 19:14:04.50

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