世界中で拡大している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。アジア圏のみならず、アメリカやEU諸国でも感染者が増え始めています。

そのひとつフランスでは、どのような状況が起き、そして、どのように対策しようとしているのでしょうか?
それを知ることは、日本の対策の現状を評価するうえでの基礎情報としても役に立ちそうです。
日本医師会総合政策研究機構のフランス駐在研究員として現地の医療制度の研究を行う、奥田七峰子さんに聞きました。

PCR検査について、検査の対象は現在の日本のものと近く、重症のかぜ症状がある患者のみとしています。
オリヴィエ・ヴェラン保健大臣は「軽症や無症状の陽性者を探すスクリーニング的なテストはしない」と発表しました。
なお、これまで検査は指定医療機関のみで行われていたのですが、市中の開業医・診療所でも行える体制を整えています。

医療体制の再編成も進められています。軽症者は、プライマリ・ケア(町の開業医やかかりつけ医)が主に対応することになり、
検査キットやマスクが配給されました。一方で重症者は治療設備の整った病院に行くことになります。

政府は、毎日19時に行われる記者会見で
「パニックにならないで下さい。我々は、いつ次のステージに進んだとしても十分立ち向かえるよう準備が整いました。」と
国民に向けてメッセージを発しています。

ポイントは、陽性患者の8割は軽症であり、『コロナはエボラではない』ということです。決して油断はできませんが、
怖がるあまりに過剰防衛することによって私たち自身の体力を弱くしたり、
経済に壊滅的な影響を与えてしまう施策は取るべきではないと考えているようです。

一方で、高齢者や有リスク患者層(高血圧や糖尿病などの持病を持つ人たち)を徹底的に守る事に力を注ぐべきと考えています。
そこで現時では、学校の休校は全国一律ではなく、一部のクラスターまたは一部の生徒・クラスのみを対象としています。
国境は閉めず、一方で入国したリスク国からの渡航者は2週間隔離をする方針を打ち出しています。

https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200308-00166630/

★1 2020/03/14(土) 21:08:21.95
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