【サンパウロ時事】ブラジルのボルソナロ大統領は28日、新型コロナウイルスによる国内の死者数がこの日5000人を超えたことについて「それで? 残念なことだ。でも私にどうしろというのか」と発言した。新型ウイルスを「ちょっとした風邪」と軽視するボルソナロ氏だが、死者への配慮に欠ける態度はさらなる批判を呼びそうだ。
 ボルソナロ氏は首都ブラジリアの公邸前で、記者団から死者数が中国を上回ったことを指摘され、「私の名(ミドルネーム)はメシアス(救世主)だが、奇跡は起こせない」と返答。「悲しい状況だ。多くは高齢者だが、愛する者を失った家族に同情する。でもこれが人生、あすはわが身だ」と続けた。
 高齢者は隔離し、労働者は職場に戻るべきだというのが、雇用を重視するボルソナロ氏の持論。同氏は、各州政府が独自に実施している経済規制を攻撃しており、16日には規制に同調する保健相を解任して批判を浴びた。

ソースの立った時間 2020年04月29日13時36分
ソース https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042900352&;g=cov

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