自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反事件で、夫の克行前法相(57)=自民、衆院広島3区=から選挙運動支援を頼まれ計約96万円を受領した男性会社員が広島地検の任意聴取に対し、同じ自民の競合候補で現職だった溝手顕正・元国家公安委員長の地盤を切り崩すために活動したと説明していることが13日、関係者への取材で分かった。

 男性は溝手氏と近い複数の地元議員を訪問し、案里氏への票の取りまとめを依頼。面会内容を克行氏にLINE(ライン)で報告していた。

共同通信社 2020/5/14 06:00 (JST)5/14 06:11 (JST)updated
https://www.47news.jp/news/4808724.html