中国で接種率80%以上に達せば集団免疫は可能=鐘南山氏


第5回中国・アラブ諸国博覧会の大健康産業フォーラム及び第3回「インターネット+医療健康」応用大会が20日午前、
寧夏回族自治区の銀川で開催されました。

会議では、中国工程院の院士で、呼吸器疾患専門家の鐘南山氏がビデオを通して、
デルタ株の中国での感染状況や対応方法、ワクチンの研究開発をめぐり紹介しました。

鐘院士によりますと、これまでの広州市で発生した感染状況を研究した結果、
国産の不活化ワクチンがデルタ株に対する有効率は全体では約60%、重症化防止率が100%に達したことが明らかになりました。

また、最新の資料では、国産の不活化ワクチンを2回接種した後、6ヶ月後にもう一回接種を受ければ、
抗体のレベルは10倍以上に増やすことができます。

全人口の8割以上が接種を受ければ、中国では有効な集団免疫を確立することができるとも示されています。
http://japanese.cri.cn/20210821/f047e1be-d8ee-4743-a53c-4dc2f821150a.html

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