名護市東海岸でサンゴ増加も死滅させるバクテリア見つかる

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20211028/5090016068.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

名護市の東海岸の沖合で環境保護団体が海に潜ってサンゴの状態を調べた結果、
去年に比べサンゴの数が増えていることが確認された一方、サンゴを死滅させる
バクテリアが見つかったということです。

調査は日本自然保護協会などが毎年1回行っていて、ことしは27日までの2日間、
名護市の大浦湾の4か所の地点のサンゴを海に潜って調べました。
調査した団体によりますと、去年の夏以降、サンゴの白化現象が見られなかった影響で
去年2月の調査よりサンゴの数が増え、魚や貝なども多く確認されたということです。

一方、サンゴを死滅させるバクテリアが見つかったということです。

大浦湾内では、国によるアメリカ軍普天間基地の移設に向けた工事が進められています。
日本自然保護協会の安部真理子主任は「バクテリアが確認されたので水質が悪化しているのだと考えられる。
地球温暖化の影響もあるが、環境変化に移設工事が大きく影響しているのではないか。
さらに環境が悪化するとサンゴが死んでしまう可能性もある」と話していました。

10/28 12:01