伊賀市で「手引き霊きゅう車」の引き取り先を募集

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20211111/3070006739.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

三重県伊賀市で手引きの霊きゅう車をかつて使っていた地区が、SNSを通じ
霊きゅう車の引き取り先を募集していて、注目を集めています。

手引きの霊きゅう車は「風冠号」という名前で車体の長さが約3.7メートル、
屋根は銅版でふかれ鳳凰や龍などの装飾が施されています。

伊賀市南部の沖地区で亡くなった人を墓地に運ぶため30年ほど前まで使われていましたが、
自宅で葬儀を行い土葬される人が減るのに伴って使われる頻度も減り、
地区の寺で保管されていました。

しかし、ことしの春住職が代わったのをきっかけに霊きゅう車を手放すことになり、
ツイッターで引き取り先の募集を始めたところ11月、地元の情報紙に掲載され注目を集めるようになりました。
問い合わせはこれまでに東京や兵庫県などから数件あったということで、
福井正倫区長は「住民にとって非常に思い入れのある霊きゅう車なので
実際に使ってもらうか、博物館で展示するなどしてもらうのが望ましいと思っています」と話していました。

沖地区では年末まで募集を続けて使いみちなどを検討し、手引きの霊きゅう車をどこに譲るか決めることにしています。

11/11 20:05