【ワシントン時事】サキ米大統領報道官は18日の記者会見で、バイデン大統領がウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れる可能性について「予定はない」と否定した。

 米政府として同国への軍事支援の提供に注力していると説明した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は17日に放送されたCNNテレビのインタビューで、「彼は米国の指導者であり、ここ(で何が起きているか)を見るべきだ」と述べ、バイデン氏の訪問を希望していた。

 バイデン政権はウクライナへの連帯を示すため、ブリンケン国務長官やオースティン国防長官ら高官のキーウ派遣を検討している。サキ氏は「仮に派遣するとしても、誰がいつ行くかは安全上の理由から明らかにしない」と述べた。戦況次第で高官訪問は実現しない可能性もある。 

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