https://news.yahoo.co.jp/articles/86d503a23a511148d19ccd5c01f6472efb4333b8

 自民党の工藤彰三衆院議員(愛知4区・4期)は26日、宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の関連団体から選挙応援を受けてきたことを明らかにした。毎日新聞の取材に、「以前から付き合いがあり、2期目の選挙から支援してもらっている。電話作戦など丁寧にやっていただいている」と話した。

 工藤氏は2019年10月、愛知県内で開かれた教団関連の大規模イベントで、来賓を代表して「韓鶴子総裁のご指導のもと、一貫して結婚と家庭の価値の重要性を訴えてこられた。神聖な式典を開催され、心から敬意を表する」などとあいさつしていた。

 工藤氏はスピーチについて「集まった皆さんに喜んでいただけるようリップサービスをした」と話した。15年や18年に開かれた旧統一教会の関連イベントでもあいさつをしたという。

 旧統一教会を巡っては、多額の献金などの問題が指摘されているが、工藤氏は「自主憲法制定など政治的信条が合うところがあり、お付き合いしている。今後の付き合いは考慮しながら活動するが、いきなり関係を絶つことはできない」と話した。