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【プレスリリース】しじみをお湯で茹でるとスープが白く濁るのは、いったいなぜ?~トロポミオシン(タンパク質)が原因物質であることを解明~
https://research-er.jp/articles/view/115291

掲載日:2022.10.12

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https://research-er.jp/articles/view/83663

本件のポイント
・しじみ汁を作る時に、熱した水にしじみを入れると、水が白く濁る。なぜ白くなるのかは、これまで明らかにされていなかった。

・本研究では、白い物質の正体を明らかにすることを目標に調査を行い、白濁の原因物質はタンパク質であるトロポミオシン(※1)であることを解明した。

・トロポミオシンの味を調べたところ、美味しい味はしなかった。今後、白濁していて“美味しそう”に見えるスープを作るのに、トロポミオシンを利用することが考えられる。

島根大学生物資源科学部生命科学科の秋廣高志助教、石田秀樹准教授、安井凌さん(研究実施当時4年、令和2年3月卒業)らが本研究に参加しており、論文がScientificReports誌に掲載された。

用語解説
(※1)トロポミオシン:

筋肉を構成するミオシンを構造的に束ねる役割を持ったタンパク質。



謝辞
本研究で使用したしじみの一部は宍道湖漁業協同組合様からご提供いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。