※1/26(金) 9:06配信
読売新聞オンライン

 救急活動中の指示に従わなかったとして、埼玉県川口市は24日、東消防署新郷分署の男性消防士長(33)を戒告の懲戒処分とした。

 発表によると、消防士長は救急隊員だった2022年5月20日午後、男性隊長(46)から80歳代女性への酸素投与を指示されたのに、「(二酸化炭素を十分に吐き出せない)CO2ナルコーシスになる恐れがある」などとして、従わなかった。翌21日未明にも、70歳代男性に酸素投与をする際、隊長が酸素ボンベのバルブが開いているかどうかを尋ねたのに、確認せずに「開いている」と返答した。2件とも隊長が対応し、傷病者に影響はなかった。

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