今シーズンの関東は例年と比べ暖かい冬となっているが、その影響なのだろうか。神奈川県で名物のダイコンが育ちすぎて4分の1を廃棄する事態となっている。

神奈川県三浦市は全国的に有名なダイコンの産地で、出荷量は年間4万トン以上にもなるという。そのダイコンがピンチだ…。年間約50万本のダイコンを作っている地元農家を訪ねた。

川島農園・川島義徳代表:「廃棄しないといけないのは心苦しい」
 
ダイコンを廃棄とは一体、何が起きているのか…。廃棄していない通常のダイコンと廃棄しているダイコンを比べると、廃棄ダイコンの方が圧倒的に大きい。大きくて味も良し。廃棄する理由が思いあたらないが…。市場の規格は長さ35センチ、重さ1キロ程度。それが今年のダイコンは大きいものだと50センチ、5キロぐらいになるものもあるという。大きく成長しすぎた理由、それは種をまき終えた去年11月以降の天候にあった。11月の三浦の平均気温は14.5度と観測史上4番目に高かった。12月には最高気温22.6度を観測するなど暖かかった。収穫した4分の1を廃棄したという。

2/28(木) 19:48
テレビ朝日系(ANN)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190228-00000052-ann-soci
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190228-00000052-ann-000-thumb.jpg