8/24(木) 18:23配信
朝日新聞デジタル

 今月9日にパリ近郊ルバロワ・ペレで兵士の集団に車が突っ込んで兵士6人が重軽傷を負った事件で、パリ検察のモランス検事は23日の記者会見で、計画的なテロ事件として捜査していることを明らかにした。

 発表によると、事件当日に拘束されたアルジェリア国籍の容疑者の男(36)が犯行に使った車両が、事件の3日前に現場付近で目撃されていたことがわかったという。男の携帯電話のインターネット閲覧歴などから、過激派組織「イスラム国」(IS)に関心を持ち、内戦が続くシリアや、シリアへの入り口となるトルコのビザ取得方法についても調べていたことがわかったという。

 男は拘束時に負傷したため、事情聴取は進んでいないという。(ジュネーブ=松尾一郎)

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