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11月6日 5時05分

アメリカ南部、テキサス州の教会で日本時間の6日午前、男が礼拝に参列している人に銃を無差別に発砲してこれまでに少なくとも20人が死亡しました。銃を発砲したと見られる男はすでに死亡したということで、警察は事件の背景などについて詳しく調べています。

アメリカ南部テキサス州にある教会で、現地時間の5日、日本時間の6日午前、男が銃を無差別に発砲しました。アメリカのABCテレビは地元の警察の話として、この事件で、日曜の礼拝に参列していた少なくとも20人が死亡し、30人がけがをしたと伝えています。

現地からの映像では、教会から運び出されたけが人が、救急車で搬送される様子が確認できます。銃を発砲したと見られる男はすでに死亡したということで、警察が事件の背景などについて調べています。

アメリカでは銃を使った事件があとを絶たず、先月1日には、西部ネバダ州ラスベガスで男が銃を乱射し、58人が犠牲となるアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きています。
米 後を絶たない銃使用の事件
アメリカでは銃を使った事件があとを絶ちません。先月1日には、西部ネバダ州ラスベガスで64歳の男が銃を乱射し、58人が犠牲となるアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きたほか、今月1日にも西部コロラド州のスーパーマーケットで男女3人が銃で撃たれて死亡し、買い物客に向けて無差別に発砲したとして47歳の男が逮捕されています。

また過去には教会でも乱射事件が起きていて、おととし6月には南部サウスカロライナ州にある黒人が通う教会で白人の21歳の男が銃を乱射して黒人の男女9人を殺害し、現地の連邦地方裁判所の陪審は、この男に人種差別に基づく犯罪=ヘイトクライムに関連した殺人などの罪で死刑の評決を言い渡しています。