【北京時事】中国外務省の華春瑩報道局長は4日の記者会見で、米国務省が中国共産党員のビザ(査証)の有効期限を大幅に短縮すると明らかにしたことについて、「共産党員を迫害すれば、世界の人口の5分の1を占める中国人民を敵に回すだけだ」と反発した。
 華氏は「米国の一部の政治家が共産党を中傷するたびに中国人民はさらに団結し、党の指導を支持してきた」と主張。その上で「最終的には米国自身の利益を深く損なうだけだ。しっかり考え直してもらいたい」と述べた。

時事ドットコム 2020年12月04日18時59分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120401122