見た目や味、香りなどを審査して日本一おいしい納豆を決める鑑評会が、納豆の名産地として知られる水戸市で開かれています。

この「全国納豆鑑評会」は納豆の製造業者でつくる団体が開き、今回は7年ぶりに水戸市が会場になりました。
発酵技術の研究者や農林水産省の担当者などが審査員になって、22の都道府県から出品された180点余りの納豆について、「見た目」や「香り」、それに「味と食感」の3項目を5点満点で評価していきます。

審査員は納豆を箸で持ち上げて粘り具合を見たり、実際に口にして味や食感を確かめたりしていました。
この鑑評会は今回が26回目で、これまでに茨城県のメーカーが最優秀賞を2回受賞しているということです。

鑑評会を主催する全国納豆協同組合連合会の会長で、審査員も務める野呂剛弘さんは「入賞すれば注目が集まり、売り上げアップの機会になるので、メーカーの皆さんにはチャンスをつかめるよう品質向上に取り組んでほしい」と話していました。

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NHK NEWS WEB
2022年11月9日 12時27分
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