日豊線2700億円で1時間短縮

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20180328/5060000297.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大分から宮崎、鹿児島を走るJR日豊線の区間について、宮崎県は高速化した場合の調査結果をまとめ、
整備費2700億円余りをかけて1時間ほどが短縮できると試算しました。

JR日豊線の大分から鹿児島までの区間は、単線で運行され、山間部は急カーブが続き
スピードを出せず、宮崎と大分の間は、およそ3時間、
宮崎と鹿児島の間は、およそ2時間かかっています。

こうした現状を踏まえ、宮崎県は高速化した場合の調査の結果をまとめました。
それによりますと、カーブでスピードを落とさずに走れる新型車両の導入や一部区間での複線化、
急カーブ区間の線路改良などを行った場合、大分と宮崎の間でおよそ27分、
宮崎と鹿児島の間でおよそ41分、合わせて1時間8分ほどの短縮が可能だと試算しました。

この案では、整備費が総額2762億円がかかり、1分短縮するのにおよそ41億円を要するとしています。

また県では、整備費を抑えた3つの案も合わせて示し、このうちカーブの線路改良などにとどめた場合の案は、
15分ほどの時間の短縮で、1分あたりの整備費は10億円程度だということです。

県は、東九州新幹線の構想についての調査も同じ区間で行っていますが、
所要時間はおよそ4時間短縮される一方で、整備費用が1兆8950億円に上るとしています。

県では、今回の調査結果を、都市間交通のあり方を考える材料にすることにしています。

03/28 06:25