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日本年金機構本部

年金機構がリース契約、パソコン845台使われず1億1300万円無駄に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20211028-00050054-yom-soci

 日本年金機構がリース契約を結んだノートパソコン845台(約1億1300万円)が使われずに放置されたり、二重に調達されたりするなど不適切に取り扱われていたことが、会計検査院の調べでわかった。検査院は、機構に改善を求めた。

 機構は2018年度以降、年金事務を行う全国の市町村や年金事務所に配備するノートパソコン計3226台のリース契約を業者と締結した。

 検査院が調達方法や使われ方などを調べたところ、市町村に配備された209台(約2800万円)が1年以上全く使われていなかった。また、機構は約380の市町村のパソコンを更新した翌年の19年にも、同じ市町村向けに471台(約6300万円)を調達していた。

 また、19年に調達した165台(約2200万円)は、配備を希望した106市町村に届かなかった。

 機構の担当者は「市町村のニーズを把握し、適切な配備に努める」としている。